マイナビは、2023年3月卒業予定の全国の大学3年生および大学院1年生を対象に実施した、「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(8月)」の結果を、9月15日に発表した。同調査は、8月20日~31日の期間に行われ、7740名(文系男子:1416名、文系女子:1557名、理系男子:3266名、理系女子:1501名)から有効回答を得ている。
調査対象者に、8月末時点でインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことがあるかを尋ねたところ、「ある」という回答は2020年の調査と比較して12.5ポイント増の73.9%だった。
参加したインターンシップ・ワンデー仕事体験の開催期間は、大学の授業や期末テストの時期だった7月と比較して、「2~3日」「1週間程度」「2週間程度」の、複数日程のプログラムの参加が増加している。
これまでに、インターンシップ・ワンデー仕事体験参加のために選考を受けたことがあるかを尋ねた質問では、受けた経験が「ある」という回答が69.7%に達しており、うち選考に落ちたことがある学生は87.4%(「通過したものもあれば落ちたものもあった」(69.8%)と「すべて落ちた」(17.6%)の合計)に達した。
インターンシップ参加時の服装としては、「スーツ参加・私服参加など、企業から指定してほしい」(89.5%)が大多数を占めている。
就職活動前の学生に対して、「社会人になった際の残業時間の理想」を尋ねたところ、「毎月1~10時間」(44.3%)がもっとも多く、平均は9.6時間だった。また、社会人1年目の理想年収は平均330.6万円で、国税庁が調査した20~24歳の平均年収(263.9万円)を、66.7万円上回っている。
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