スタディプラスは、生徒の学習記録データを集約する「Studyplus for School」と、河合塾Oneが提供する、学習塾など教育機関を対象としたAI教育サービス「河合塾One for shcool」との提携を、8月25日に発表した。今回の提携を通して、生徒の「河合塾One」での学習履歴が自動で「Studyplus for School」に記録されるようになる。
教育事業者向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」は、学習管理アプリ「Studyplus」によって生徒の学習進捗を可視化し、先生のオフラインおよびオンラインのコミュニケーションを支援するサービス。
「河合塾One for School」は「河合塾の指導ノウハウで個人最適化された学習をいつでもどこでも」をコンセプトに、生徒一人ひとりが自らの得意・苦手の状況に合わせた学習メニューで勉強できる「河合塾 One」に、生徒一人ひとりの学習管理などの学習塾向け機能を実装した学習コンテンツ。
今回の連携では「河合塾One for School」に、学習履歴や成績情報を自動連係するためのAPI「Study Plus for School SYNC」が提供される。本APIを実装することで、「河合塾One for School」から「Studyplus for School」に学習履歴や演習の成績情報が自動で記録されるようになる。
また、学習進捗の管理は「河合塾One for School」に加え、指導で併用するほかのデジタル・紙教材についても可能となる。生徒が自身のスマホなどから学習管理SNS「Studyplus」を用いて自宅学習を含めた学習進捗を記録することにより、先生は生徒の学習状況を容易に把握することができる。また、学習計画の達成状況の管理や、計画へのアドバイス・修正なども、オンラインで行えるようになる。
これにより「河合塾One for School」導入校の先生の学習管理業務の負担が軽減されるとともに、先生は生徒の学習の定着をより効果的に実現できる。
今回発表した提携に基づく「Studyplus for School」と「河合塾One」の連携開始は、2021年11月を予定している。
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