カシオ計算機は、教育情報サイト「フォレスタネット」と共同で、ICT化によってより効率化が進む教育業界において、現場教員の抱える課題を明らかにすべく「教育のホンネ」プロジェクトを立ち上げることを発表した。その一環として、高校教員を対象とした意識調査を実施したほか、教育のICT化をテーマに「教育現場での日常」をユーモラスに詠む「#教師川柳コンテスト」を、8月25日から実施している。
高校教員を対象とした意識調査では、436名を対象にICT化に対する考え方、期待について尋ねている。
調査結果によれば、89.9%の教員が教育現場において削減できる業務が「ある」と回答した。
教育現場における、ICT化やデジタル化によって改善される「削減できそうな業務」があるかを尋ねたところ、「あると思う」という回答が79.3%に達している。
学校や教育委員会に対して、ICT化やデジタル化に関する提案を行ったことがあるかを尋ねた質問では、「ある」という回答は33.1%に留まった。
あわせて開催される「#教師川柳コンテスト」では、ICT化する教育現場での日常を5・7・5の川柳で詠んでもらう。応募対象は、小学校、中学校、高校の教員や、学生、保護者、広く教育に携わる人など、あらゆる人からの応募を受け付ける。応募期間は8月25日~9月20日で、結果発表は9月22日。なお、優秀作品3つ(特選、秀作、佳作)には、トロフィーとG-SHOCKを贈呈する。
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