栄光は、同社が運営する進学塾「栄光ゼミナール」が実施した、小中高生の今年の夏休みの過ごし方に関する調査の結果を、7月8日に発表した。同調査は、小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者に対して、6月9日~23日に行われ、532名から有効回答を得ている。
調査対象者に、今年の夏休みに子どもに取り組んでほしいことを尋ねたところ、小学生の保護者では「4月から夏休み前までに塾で学習した内容の復習」(51.3%)がもっとも多く、中高生の保護者では「4月から夏休み前までに学校で学習した内容の復習」(34.6%)が最多だった。
夏休み中の子どもの学習計画について、どのように立てる予定かを尋ねた質問では、小学生の保護者では「子どもが主体で学習計画を立てて、保護者がアドバイスをする」が44.0%、「保護者が主体で学習計画を立て、子どもの意見を取り入れる」が42.3%と、約9割が子どもと保護者が一緒に学習計画を立てる予定となっている。中高生の保護者では、「子どもが主体で学習計画を立てて、保護者がアドバイスをする」がもっとも多かったものの、「子どもが1人で学習計画を立てる」(44.6%)という回答も多い。
今年の夏休み中に、子どもの学習に対してどのような保護者のサポートが必要になりそうかを尋ねたところ、小学生の保護者では「計画通りに進められているか、子どもの学習の進捗を確認すること」が79.5%、「メリハリをつけて学習できるように、子どもに声がけすること」が72.2%に達しており、多くの選択肢で5割を超えている。中高生の保護者では、「メリハリをつけて学習できるように、子どもに声がけすること」「子どもが集中して学習できる環境を整える」といった回答がみられるものの、小学生の保護者と比較すると、あまりサポートを必要としないと考えている保護者が多い。
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