データ分析やAIのプラットフォームを提供しているSAS Institute Japanは、小学生を対象にしたイベント「なつやすみ 親子でデータサイエンス」を今年もオンラインで開催する。
「未来のデータサイエンティスト育成」「データを活用した人道支援/社会支援(Data for Good)」の一環として同社では位置づけて、2016年から毎年開催しており、今年で6回目となる。子どもたちが統計を身近に感じ、楽しく学べる場を提供することで、データ分析の重要性を啓発し、興味を喚起することを目指している。
イベントでは、参加する子どもたち自身が興味のあるテーマについて自らデータを収集し、データ分析のプロであるSAS社員からヒントをもらいながら、データの集計・分析結果をポスターに仕上げ、参加者の前で発表を行う。保護者とともに親子でデータサイエンスに親しめるとともに、成果物は夏休みの自由研究の宿題としても利用できる。
オンライン開催の特性を生かし、イベント開催日に限らない継続的な制作のサポートや、動画や写真による自己アピール、自他の作品へのフィードバックと、子どもの成長を促すさまざまな工夫が盛り込まれている。
7月31日にキックオフイベントがオンラインで開催された後、8月15日までにポスターおよびプレゼンテーション動画を提出し、8月21日にオンラインで開催される表彰式・閉会式に臨む形となる。
参加対象は、小学校2~6年生の児童およびその保護者で、児童は2名まで参加できる。また、インターネットを介して、オンラインイベントおよびオンラインサポートに参加できる必要がある。
事前登録制で参加費は無料。定員は20組で応募多数の場合は抽選となる。申込締め切りは、7月25日(日)の17時までとなっており、27日に抽選結果がメールで通達される予定。イベント特設サイトで参加申し込みを受け付けている。
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