CA Tech Kidsは青山学院初等部とパートナーシップ協定を締結し、2021年度より共同でプログラミング教育を実施することを6月28日に発表した。
この取り組みは、次世代を担う子どもたちが「テクノロジーを手段として使いこなし、課題解決に活かす力」を育むことを目的に、青山学院初等部の授業において2021年度より独自のプログラミング学習カリキュラムを導入、実施するもの。
4年生から6年生までの3年間で延べ45コマの授業時数を確保し、「プログラミング的思考」の獲得にとどまらない、本格的なプログラミング技術の習得と課題解決へのアプローチを学ぶ内容となる。CA Tech Kidsが運営するプログラミングスクール「Tech Kids School(テックキッズスクール)」のノウハウを活かして開発したカリキュラムで、学校教育の授業において民間スクールと同水準の本格的なプログラミング学習を導入する。
4年生と5年生では、繰り返しや条件分岐、座標、乱数、変数、四則演算、比較演算子などのプログラミングの基礎知識を学習する。プログラミング学習には「Scratch」を用い、将来のテキストプログラミングへのスムーズな移行を見据えて、英語表示で取り組む。また、対象学年の全児童がプログラミング能力検定協会が実施する「プログラミング能力検定」を受検し、学習した知識の習得を客観的・定量的に評価・測定する。
6年生では、習得した知識・技術を駆使した課題解決学習に取り組む。「学校をより良くしよう」「身の周りの困りごとを解決しよう」などの具体的なテーマを設け、課題発見~解決手段の検討・実装まで、IT技術を活用して取り組む活動を1年間かけて行っていく。
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