仏ダッソー・システムズは、東京大学大学院工学系研究科が、同社の「3DEXPERIENCEプラットフォーム クラウド版」を採用したと11月23日(現地時間)に発表した。
「3DEXPERIENCEプラットフォーム クラウド版」は、デジタル設計、シミュレーション、製造といったアプリケーション群を備えており、実践的で分野横断的なカリキュラムでの使用によって、学生のプロジェクト管理能力や課題解決力の育成を支援する。工学系の学生に向けて、デジタル・マニュファクチャリングに関する新しい学習体験を提供することで、未来のエンジニアの育成を目指す。
東京大学大学院工学系研究科のシステム創成学専攻、機械工学専攻、精密機械工学専攻などの学生は、「3DEXPERIENCEプラットフォーム クラウド版」を使用することで、ビジネス・プロセスの流れやコラボレーション、オープン・イノベーションについて深く理解できるようになる。
300名の学生と教授陣は、教室の内外を問わず学習可能なデジタル・コラボレーション環境を利用できるほか、チャット、プロジェクト管理とモニタ、成績評価、フィードバックといった機能を備えており、タブレット端末からの使用にも対応する。
【関連リンク】
・ダッソー・システムズ
・東京大学大学院工学系研究科
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