グルーヴノーツは6月17日、経済産業省の「EdTech導入補助金」を活用して、AIを学べる教材「小学生から始める『はじめてのAI』」を無償導入する小学校の募集を発表した。
グルーヴノーツは、量子コンピューターやAIを活用した企業向けのクラウドサービスや、子ども向けのテクノロジー教育事業「TECH PARK(テックパーク)」を展開している福岡の企業。
誰でも手軽にAIを体験できることを目指し、ビジュアルプログラミング言語の「Scratch(スクラッチ)」において、画像認識や音声認識といったAIの機能を利用可能にする拡張機能「AIブロック」も提供している。
EdTech導入補助金制度を利用すると、EdTech事業者(この場合はグルーヴノーツ)を通した申請が採択された場合、導入先の学校では、対象期間中、当該サービスを無料で利用することができる。
「小学生から始める『はじめてのAI』」は、社会課題へのAI適用に豊富な実績を持つAIエンジニアが開発した、「AIブロック」を用いたオリジナルの体験型学習プログラムとなっている。実際に手を動かしながら学ぶことで、AIという新しい技術に触れ、好奇心を育み、社会とつなげて考えることができる素地を養える。
小学校5~6年生を対象に、45分授業×3時限分の内容で構成されており、生徒が使用する教材に加え、ツールの使い方や授業ポイントをまとめた教員用マニュアルも用意されている。
また、6月23日(水)と、6月26日(土)には、本教材に関する無料のオンライン説明会も実施する。対象者は、学校法人、学校等教育機関、各自治体の教育委員会の方。専用フォームから参加申し込みを受け付けている。
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