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EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

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1人1台端末・選定のポイント(AD)

高校の「1人1台」端末整備目前――最新の調査から見えたニーズとは?

 高校における「1人1台」の端末整備は、小中学校対象のGIGAスクール構想と異なり生徒全員分の予算が用意されず、OSや端末のスペックについても指定がないことから、自治体・学校現場では「どの端末を選んだらいいのか」という悩みが尽きない。オンライン授業だけでなく、論文や資料の作成、実験のレポートなど、PCでの作業が増えてくる高校において、導入や管理にあたり教員の負担が少なく、かつ家庭でも継続して学習しやすい端末として必要な条件は何か。今回は学習用PCに関する調査結果をもとに、高校生が本当に求めているPCはどのようなものなのか、必要とされる機能を改めて考えていく。

高校生の4人に1人が自分専用のPCを持つ時代

 2021年4月末に、全国6112人の高校生(高校1~3年生および高専1~5年生)を対象に行ったインターネット調査では、実際に高校生が購入しているPC、求めているスペック、使用してみての不満点などが明らかになった。

 同調査によると、高校生が学習目的の個人用PCを所有している割合は約27%で、約4人に1人が自分専用の学習用PCを所持している。PCのOSは、Windowsが約57%と圧倒的に多い。

学習用個人PCのOS比率
学習用個人PCのOS比率

実際に使ってみてわかった不満と要望

 学習用途のPCには、学習のためのさまざまなアプリが欠かせない。対応アプリの種類や数は重要な評価項目となる。この点でWindowsは不満が少なく、Windows以外のOSでは10%以上が不満を感じていると回答した。PC用アプリ開発の現場では多くの場合Windows対応は必須であり、学習のシーンでもOfficeは活躍するため、より社会に近い高校ではWindowsの満足度が高いのではないかと考えられる。

利用しているPCの不満点(WindowsとChromeOSを比較)
利用しているPCの不満点(WindowsとChromeOSを比較)

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使い慣れたWindowsが教育現場にもたらすメリット

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この記事の著者

相川 いずみ(アイカワ イズミ)

 教育ライター/編集者。パソコン週刊誌の編集を経て、現在はフリーランスとして、プログラミング教育やICT教育、中学受験、スマートトイ、育児などの分野を中心に、取材・執筆を行っている。また、渋谷区こどもテーブル「みらい区」を発足し、地域の子ども達に向けたプログラミング体験教室などを開催している。一児の...

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