CA Tech Kidsは、全国No.1小学生プログラマーを決めるプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2021(テックキッズグランプリ)」の開催を、6月3日に発表した。7月1日から9月24日まで作品応募を受け付ける。

「Tech Kids Grand Prix」は、これからの時代を担っていくすべての小学生に向けたプログラミングコンテスト。「21世紀を創るのは、君たちだ。」をスローガンに掲げ、VISION(ビジョン:子どもたちの掲げる夢や実現したい世界観)、PRODUCT(プロダクト:夢を実現するクリエイティブなアイデアとそれを体現した作品)、PRESENTATION(プレゼンテーション:自身のビジョンやプロダクトを社会に発信していく姿勢)の3つの観点から審査を行う。2018年に第1回大会が開催され、昨年開催された「Tech Kids Grand Prix 2020」には、2189件のエントリーが集まった。
同コンテストでは、小学校でのプログラミング教育が必修化された2020年より、全国の自治体等と連携し、地元の小学生を対象とした地域プログラミングコンテストを同時開催している。今年、各地域で開催されるコンテストは「Tech Kids Grand Prix 2021」の地域予選を兼ねており、各予選で1位に選ばれた小学生は無条件で「Tech Kids Grand Prix 2021」の3次審査に進出することができる。なお6月3日時点で、大阪府や、香川県高松市、沖縄県那覇市など、16地域での予選開催が決定している。コンテストの地域予選の開催を希望する自治体は引き続き募集中。

「Tech Kids Grand Prix 2021」では、開発環境やツール、プログラミング言語に制限を設けておらず、コンピュータープログラミングを用いて開発されたあらゆるオリジナル作品を広く募集する。今年からの新たな取り組みとして、プログラミング学習ツールを提供する企業と連携する。より多くの子どもたちの挑戦を後押しするため、LINEみらい財団「LINE entry」、しくみデザイン「Springin’」、ディー・エヌ・エー「プログラミングゼミ」、キュレオ「QUREO」のそれぞれのプログラミング学習ツールを用いて開発された作品の中から、特に優れた作品には、特別賞が授与される。

「Tech Kids Grand Prix 2021」開催概要
- 対象:すべての小学生(生年月日が2009年4月2日~2015年4月1日であること)
- 募集作品:コンピュータープログラミングを用いて開発されたアプリケーションやゲーム作品(ロボットや電子工作等、特殊なハードウェアを必要とする作品は不可)
- 言語:指定なし
- 表彰:優勝、準優勝、第3位+各協賛企業賞
- 賞金:総額100万円
スケジュール
- 7月1日:エントリー・作品応募受付開始
- 9月24日:エントリー・作品応募締め切り
- 10月~11月:中間審査・各自治体予選結果発表
- 12月5日:決勝プレゼンテーション(会場: 渋谷ヒカリエ9F ヒカリエホール ホールB、オンライン等での開催の可能性もあり)
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