アイソルートは、同社が提供する教育サービス「コミュトレ」のインストラクターが愛知県立三好高等学校で2年生を対象に実施した「コミュニケーション研修」後に、同校の生徒に対して実施した、新型コロナ禍でのコミュニケーションに関するアンケート調査の結果を、5月28日に発表した。同調査は、4月23日に2年生の男女236名に行っている。
調査対象者に、新型コロナ禍における友だちや教員との人間関係の構築や意思疎通で、不自由を感じているかを尋ねたところ、48%の生徒が「まったく不自由はない」「不自由はない」と回答した。
「不自由を感じていない」と答えた生徒からは、「SNSや電話で友だちとコミュニケーションがとれるから」という回答が多かった一方で、「不自由を感じている」と答えた生徒からは「マスクをしているため、声がこもって聞こえづらい。表情がわからない」という回答が多く、「気軽に遊びに行けない」という回答もみられる。
友だちとのコミュニケーション手段を尋ねた質問では、「LINE」が97%でもっとも多く、「Instagram」が66%でそれに続いた。なお、どちらも「電話」(49%)を上回っている。
SNSのデメリットとしては、「文面だけでは、気持ちが伝わりにくい」「トラブルが起きやすい」といった回答が非常に多かった。
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