エプソン販売は、学校向けサービスとして展開しているエプソンのスマートチャージ「アカデミックプラン」を岡山県教育委員会が採用し、2021年2月1日より県公立高校・特別支援学校4校で運用が開始されたことを、5月24日に発表した。
エプソンのスマートチャージはプリントやコピーの使用状況に応じて、適したプランや機器を選べるサービス。気兼ねないカラー印刷と高速印刷で「視認性向上による高い学習効果」と「時間と手間軽減による先生の働き方改革」への寄与が期待できる。また、レーザー方式と比べて、インクジェットプリンターはインク吐出に熱を使わないため、消費電力が低いというメリットもある。
岡山県では、2020年度に策定した「第3次岡山県教育振興基本計画」で掲げる「自立」「共生」「郷土岡山を大切にする心」を子どもたちが養うために、さまざまな施策を展開している。また、GIGAスクール構想に伴う、教育におけるICTのハード・ソフト両面の整備や、教員の働き方改革にも積極的に取り組んでおり、その一環として、エプソンのスマートチャージ、A3高速ラインインクジェット複合機「LX-10050MFシリーズ」を「アカデミックプラン」で、県立高校・特別支援学校4校へテスト導入することとなった。
今回の導入により、印刷業務の効率化を図って教職員の負担を軽減し、生徒と向き合う時間が創出され授業の質の向上が見込まれる。また、今まで学校単位で導入していた印刷機を教育委員会でまとめて導入することで、導入コストを削減。さらにエプソン独自の「グループ割引」を導入することで学校規模、印刷枚数の多少に関わらず、中綴じフィニッシャー付きの100枚/分の高速カラーインクジェット複合機の導入が可能となった。
アカデミックプランでは、カラー、モノクロとも同一コストで印刷できる。これまではコストを気にして主にモノクロで印刷していた教材などをカラー印刷することにより、より分かりやすい教材作成が可能。写真や図表などをカラー化することで、授業の質の改善につながっている。
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