ナガセは、同社が運営する「東進ハイスクール」「東進衛星予備校」に在籍していた生徒の、2021年大学入試における進学先調査の結果を、4月28日に発表した。
調査結果によれば、大学受験の勉強を高校入学前にスタートした人のうち、国公立大に進学した生徒は50.2%に達する一方、高校3年からスタートした人のうち、国公立大に進学した生徒は33.8%に留まった。
受験勉強を高校入学前にスタートした人のうち、国公立理系に進学した生徒は35.1%で、受験勉強のスタート時期が遅くなるほどその割合は減少する。しかし、私立文系はスタート時期が遅くなるにつれて割合が増加し、高校3年スタートでは43.9%に達している。
東進生全体の進学先大学区分をみると、国公立理系が25.2%、国公立文系が13.2%、国公立全体では38.4%であり、国公立大学への進学は全国平均の約1.8倍だった。また、東進生の進路は私立が多数派ながら、全国平均と比較すると国公立大学進学の割合が高い傾向がみられる。
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