マイナビは、2022年卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象に実施した「マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査 3月の活動状況」の結果を、4月22日に発表した。同調査は、3月25日~31日の期間に行われ、2309名(文系男子:421名、文系女子:637名、理系男子:593名、理系女子:658名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、合同企業説明会(Webを除く)に参加した割合は44.0%で、前年3月の結果(15.3%)と比較すると約3倍に増加した。また、Webの合同説明会の参加割合は54.4%で、前年3月(47.6%)よりも増加している。
3月中に1次面接を受けた割合は、前年同月比から2.8ポイント増の69.2%で、最終面接を受けた割合は前年同月比5.5ポイント増の33.2%と、どちらも前年より増加した。
3月の1か月間にかかった就活費用の平均金額は1万491円で、前年同月(2万2635円)と比較して半減、前々年同月(4万4502円)と比較すると4分の1となっている。
地域別では、前年は関東地区とその他の地区(関東、東海、関西以外の地区)で1万3693円の差があったが、今年は3947円の差に留まっている。
志望業種については、いくつかの業種で志望割合が変化しており、全体および文系では「住宅・インテリア」の志望割合増加がもっとも多かった。
文理ともにもっとも減少したのは「鉄道・航空」で、文系女子・理系女子では「薬品・化粧品」、文系女子では「ホテル・旅行」も大きく減少している。
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