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2022年卒学生の4月1日時点での就職内定率は38.2%も、多くの学生は就活を継続

 ディスコは、2022年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に実施した、4月1日時点での就職活動に関する調査の結果を、4月15日に発表した。同調査は、「キャリタス就活2022」学生モニターに対して4月1日~5日の期間に行われ、1262名(文系男子:423名、文系女子:365名、理系男子:337名、理系女子:137名)から回答を得ている。

 調査結果によれば、1人あたりのエントリー社数は平均24.4社で、前年同期(24.6社)をやや下回った。セミナー・会社説明会への参加状況では、オンライン形式での参加社数が平均11.5社と、会場型(3.2社)の3倍超に達している。

 エントリーシートの提出社数は平均12.1社、筆記試験の実施は平均8.2社、面接の実施は平均5.0社と、いずれも前年同期を上回っており、面接経験者のうち93.9%が「Web面接」を経験し、「対面面接」を実施した割合は54.2%だった。

 4月1日時点での内定率は、前年同期(34.7%)を3.5ポイント上回る38.2%で、理系は4割を超える。なお、就職先を決めて就職活動を終了した学生は全体の9.9%に留まり、多くが現在も就職活動を継続している。

 内定を獲得した業界は、文系・理系ともに「情報処理・ソフトウエア・ゲームソフト」が3割強で最多となった。

 就職活動を継続している学生の志望業界は、全体では「情報処理・ソフトウエア・ゲームソフト」が1位、「銀行」が2位で、文系では男女ともに「銀行」が1位となっている。

 新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年度に一度も大学に行かなかった学生は11.7%、ほとんど行かなかった学生は49.0%に達しており、大学への登校頻度が減ったことによって、「就活の情報収集が進まない、不十分」と感じた学生が55.1%と半数超となった。

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https://edtechzine.jp/article/detail/5524 2021/04/16 13:40

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