COMPASSは、同社が提供するAI型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」が奈良市の市立小中学校における指導の一環として正式採用され、2021年2月より利用開始されたことを発表した。
「Qubena」は、AIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するタブレット教材。同社は現在、全国約100自治体、公立・私立小中高合計で750校、約20万人に対して算数・数学、英語に対応した「Qubena」を提供している。2021年度からは対応教科が拡大し、国語・理科・社会を加えた主要5教科対応となるため、多くの自治体で採用が進んでいる。
今回「Qubena」を採用した奈良市では、文部科学省が打ち出したGIGAスクール構想に基づき、児童生徒1人1台の学習者用端末が昨年9月にいち早く整備された。さらに、ハードウェアの整備と並行して、同市が目指すICTを活用した個別最適化学習の実現を図り、教育の方向性に合致したソフトウェアの選定を行う中で「Qubena」の採用に至った。今後は学校での活用に加えて、学習用端末の持ち帰りによる家庭学習での活用も予定されている。
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