全国小中学生プログラミング大会実行委員会は、「第5回全国小中学生プログラミング大会」の最終審査会・表彰式を2月28日に開催し、グランプリ・総務大臣賞をはじめとする受賞作品を決定した。
同大会は、小中学生を対象とした全国規模のプログラミングコンテストで、第5回となる今回は合計785作品が応募されている。
一次・二次審査を通過した入選11作品の中から、グランプリに選ばれたのは、東京都小平市立小平第二小5年の尾崎玄羽さんによる「太陽系シミュレーションゲーム」。本作品は、宇宙船を操作して星の周回軌道にのせるなどの遊び方ができ、天体に関する計算だけでなく、画面構成もシンプルでデザイン的に美しい点も評価された。
準グランプリは、東京都杉並区立東原中1年の宇枝礼央さんによる「Color Overlap」。本作品は、声が小さくて小人としか話せない王様」という設定や、絵本のような可愛いだけでなく深みのある絵、市販ゲームを思わせるゲーム画面の完成度が高い点が評価されている。
そのほか優秀賞としては、中学校部門では信州大教育学部附属松本中1年の水谷俊介さんによる「Birds AI ぴーちゃん」、小学校高学年部門では滋賀県守山市立速野小6年の越智晃瑛さんによる「点体望遠鏡(てんたいぼうえんきょう)」、小学校低学年部門には東京都渋谷区立中幡小2年の千葉紫聞さんによる「Back 2 Back」が選ばれた。
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