イオンファンタジーは、同社の研究組織「エデュテイメント研究所」が全国の0~15歳の子どもを持つ10~60代の親を対象に実施した、「あそびとまなび」に関する調査の結果を3月15日に発表した。同調査は2020年12月に行われ、6116名から回答を得ている。
調査対象者に、遊びの体験を通じて子ども(孫)のさまざまな能力が引きだされていると感じるかを尋ねたところ、「そう思う」という回答が52.6%となった。
子どもの現在の遊び(時間、場所、内容など)について、どの程度満足しているかを尋ねた質問では、「満足」が43.5%だったのに対して、「不満」も25.0%に達している。
子どもの現在の遊びについて、もっとも不満に感じているところとしては、「身体面(運動不足・疲れるなど)」「衛生面(汚れる・感染が怖いなど)」「場所・スペース(場所がない、場所が狭いなど)」が上位となった。
自身が子どもにさせたい理想の遊びを尋ねた質問のうち、理想の場所(どこで遊ぶか)は「公園」「自宅」「学校の屋外」が上位を占めている。
理想の相手(だれと遊ぶか)では、「同年代の友だち」「兄弟・姉妹」「家族」が上位となった。
遊びの内容(どんな遊びをするか)では、「体を動かして遊ぶ」「ボールを使って遊ぶ」「公園で遊ぶ」が上位となっている。
学校・園以外での子どもは、どんな学びや習い事をしているかを尋ねたところ(複数回答)、65.8%の子どもが何らかの習い事をしていることがわかった。
習い事を通じて、どのようなことを身につけさせたいかを尋ねた質問(複数回答)では、「継続力」「集中力」「運動能力」が上位を占めている。
将来、子どもにどんな人になってほしいかを尋ねたところ(複数回答)、「自分に自信が持てる人(自己肯定感)」「目標を達成するために努力を継続できる人(継続力)」「人に迷惑をかけない人(ルールを守る倫理観)」が上位となった。
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