富士通クライアントコンピューティングは、新型コロナ禍にオンライン授業を経験した現役学生を対象に実施した、2020年度のパソコン利用に関する調査の結果を3月8日に発表した。同調査は、全国の大学・短大・専門学校・大学院生600名(男子:300名、女子:300名)に対して、1月22日~25日の期間に行われている。
調査結果によれば、42.7%の学生が「オンライン中心の学生生活は、自分に合っている」と答えており、パソコンなどを通じた遠隔での勉強方法を、ポジティブにとらえている学生が多いことがわかった。
一方で、「オンライン生活において、友人・知人・先輩との交流が減った」(50.7%)、「オンラインでのコミュニケーションは、意思疎通が難しい」(45.7%)といった回答も寄せられている。
パソコンの利用頻度を尋ねた質問では、「週に6~7日程度(ほぼ毎日)」が48.2%に達しており、「週に4~5日程度」(22.3%)がそれに続いた。
パソコンの用途のうち、もっとも頻度の高いものを尋ねたところ、「学校利用:学校から出された課題・レポート作成」が最多となり、2位が「学校利用:学校が配信するオンライン授業の視聴」、3位が「学校利用:ゼミ・研究室での研究活動」となっている。
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