日本マイクロソフトは2月24日、愛知県教育委員会が5万2316台のSurface Go、Surface Go 2およびMicrosoft 365ライセンスを県立学校に展開することを発表した。国内最大規模の導入例だという。
これまでに教員用端末として1万1933台のSurface Goが配備されており、2021年3月末までに生徒用端末として4万383台のSurface Go 2の導入完了を目指している。
Surface Go 2のスペックはメモリ8GB、ストレージ128GBの上位モデルが採用されたほか、4096段階で筆圧を検知し精細な描画を行えるSurfaceペンも同時に導入された。また、3万4000台はLTE対応モデルのため、別途SIMカードを利用すればWi-Fiのつながらない校外や自宅における利用も可能となる。
今回の導入では、専門家以外でも短い指示書に従うだけでPCの初期設定を可能にする「プロビジョニングパッケージ」という仕組みが採用されたため、短期間での端末展開や導入費用の削減が実現でき、上位機種の採用が可能になったとしている。
愛知県と日本マイクロソフトは、2020年12月に締結した包括連携協定に基づき、オンライン学習の推進や教職員のデジタル対応力の向上などに両者で引き続き取り組んでいく。
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