すららネットは、無学年式オンライン教材「すらら」において、英語の発音を判定しフィードバックする「スピーキングAI」機能を2月16日から提供開始した。
「すらら」は、小学校から高校までの国語・算数/数学・英語・理科・社会の5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人ひとりの理解度に合わせて進められるオンライン教材。PCやタブレットのWebブラウザ上で利用する形態で提供されている。
学生の実際の学年に縛られず、学力に合わせて分からない内容があればさかのぼって復習したり、理解が進んでいるようであれば先取りして学習したりすることができるのが特長。
レクチャー・ドリル・テストの機能により、理解・定着・活用のサイクルを繰り返すことで、初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができ、家庭単位での利用のほか、小・中・高校、学習塾、放課後等デイサービスでの導入も広がっている。
アイードが提供する技術「CHIVOX(チボックス)」を利用した新機能「スピーキングAI」は、「すらら」中学生版、高校生版のドリルと「すらら英単語」の一部に搭載された。
「スピーキングAI」により、学習者の発話内容がスコアで判定されるほか、単語を音素レベルで正しく発音できたかどうかが発音記号として可視化され、改善案の提案も行われるため、従来の「すらら」での学習と同じく、一人で英語を「話す」力の向上に取り組むことができる。
トライアル導入した学習塾では、「生徒がゲーム感覚で楽しくやっていました」という声も聞かれたという。
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