共立メンテナンスは、同社が運営する学生寮「ドーミー」を利用している大学生・専門学校生を対象に実施した、「コロナ禍における授業状況や生活」に関するアンケート調査の結果を、2月2日に発表した。
同調査は、1月6日~22日の期間に行われ、1813名から有効回答を得ている。
調査対象者に、2020年度に履修していた授業のオンライン比率を尋ねたところ、前期は半数近くが「すべてオンライン」だった。一方、後期は「5割未満がオンライン」(32.1%)がもっとも多く、「すべてオンライン」(21.3%)がそれに続いている。
新型コロナ禍で、特に不安なことや困ったことを、3つまで答えてもらった質問では、「将来の活動(就活、資格取得)」(50.5%)、「新型コロナウイルスの感染」(50.2%)、「友人に会えなくなった」(49.1%)、「授業形態」(48.2%)といった回答が上位となった。
学年別では、新1年生では「新たな出会いがなかった」「学業の継続」「授業形態」といった回答が多く、2年生以上では「将来への活動」や「友達に会えなくなった」といった内容が上位を占めている。
新型コロナ禍で起こった、自身の変化を尋ねたところ、「感染予防などの衛生面にかなり気遣うようになった」(57.4%)が最多で、「人と会うことがほとんどなくなった」(52.5%)がそれに続いた。また、「生活が不規則になった」(44.3%)、「食生活が乱れた」(23.8%)といった回答もみられる。
新型コロナ禍で、「ドーミー」でよかったと思うことを尋ねた質問では、「食事が提供されていた」が72.9%に達したほか、また50.7%が「インターネットが使えた」と答えている。さらに、「寮長・寮母がいた」「友達がいた・できた」といった回答も多かった。
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