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高校新卒採用、企業の約4割が21卒の採用を継続、22卒の採用予定人数は約6割の企業が増員または据え置き

 ジンジブは、新卒採用担当者を対象に実施した、2021年卒と2022年卒の高校生の新卒採用の募集人員の増減や高卒採用の活動内容に関する調査の結果を、1月21日に発表した。

 同調査は、12月9日~25日の期間に行われ、753名(うち高卒採用実施は407名)から有効回答を得ている。

 調査対象者に、2021年卒の新卒採用全体の募集計画に対しての充足を尋ねたところ、「充足した」は40.2%、「充足していないが採用活動を終えた」は20.5%、「充足しておらず採用活動を続けている」は32.8%、「充足しておらず採用活動を続けるか検討中」は6.4%だった。

 2021年度の大学・大学院・短大・専門卒採用の募集結果について尋ねた質問では、「充足した」が41.5%、「充足していないが採用活動を終えた」が20.7%、「充足しておらず採用活動を続けている」が30.5%、「充足しておらず採用活動を続けるか検討中」が7.4%となっている。

 2021年度の高校新卒採用の募集結果については、「充足した」が36.1%、「充足していないが採用活動を終えた」が17.7%、「充足しておらず採用活動を続けている」が38.8%、「充足しておらず採用活動を続けるか検討中」が7.4%だった。採用を続けているという回答が、大卒と比較して8.3ポイント高かった。

 高校新卒採用の募集人数の増減を尋ねたところ、「前年より増やした」は17.2%、「前年と同じ」は45.8%、「前年より減らした」は21.2%となっており、9月に行われた前回調査と比較して、「前年より増やす・同じ」が6ポイント減少している。

 高卒採用においてオンライン化した取り組みを尋ねた質問では、「オンライン化していない」が54.1%でもっとも多い。以下「会社説明会」(29.5%)、「面接」(22.1%)、「職場見学」(17.9%)、「学校訪問」(17%)が続いた。

 オンライン職場見学の受け入れ状況については、「オンラインを中心に受け入れをした」が12.5%、「希望者のみ受け入れを行った」が22.3%、「希望はあったが受け入れをしなかった」が4.4%、「準備はしたが受け入れは行っていない」が12.5%、「準備をしておらず受け入れをしていない」が48.2%となった。実際に受け入れを行ったという回答は34.8%に留まったものの、47.3%が受け入れ準備を行ったことが明らかになっている。

 オンライン面接の受け入れ状況については、「オンラインを中心に受け入れをした」が16.1%、「希望者のみ受け入れを行った」が17.2%、「希望はあったが受け入れをしなかった」が3%、「準備はしたが受け入れは行っていない」が14.2%、「準備をしておらず受け入れをしていない」が49.6%だった。

 オンライン職場見学・面接などを導入して、よかった点を尋ねたところ、「遠方の生徒が参加できた」「効率のよさ」(50.3%)、「多くの生徒を受け入れることができた」(36.5%)、「面接官がリモートで対応できた」(32.7%)が上位となっている。

 オンライン職場見学・面接などを導入した上での課題を尋ねた質問では、「コミュニケーシが取りにくい」が62.4%、「学校によって通信設備に差があった」が40.1%、「社員と会わせる機会がない」が29.3%、「合否の判断が困難」が26.8%となった。

 新卒採用を行っている企業に対して、22卒の大学・大学院・短大・専門卒採用を行う予定があるかを尋ねたところ、「行う」が59.3%、「検討中」が23.5%、「行わない」が7.1%、「未定・わからない」が10.1%となっている。

 22卒の高卒採用を行う予定があるかを尋ねた質問では、「行う」が49.1%、「検討中」が22.8%、「行わない」が18.9%、「未定・わからない」が9.1%だった。

 22卒高卒採用の募集人数は、「前年より増やす」が14.6%、「前年と同じ」が41.1%、「前年より減らす」が18.2%となっており、「前年より増やす」「前年と同じ」の合計が55.7%と、半数以上が積極的な採用を予定している。また、「前年より減らす」が「前年より増やす」と比較して多いこと、「未定・わからない」が24.8%であることから、今後の採用の見通しが不透明の企業が多い状況もうかがえる。

 次年度以降の高卒採用活動において、新型コロナウイルス感染症の影響による不安なことを尋ねたところ、「採用スケジュールが立てにくい」(43.6%)、「業績が見通せず採用計画が立てにくい」(40.6%)、「高校訪問の行動量が少なくなるのではないか」(33.7%)、「職場見学の受入ができないのではないか」(27.4%)、「職場見学の応募が少なくなるのではないか」(27.2%)が上位を占めた。

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https://edtechzine.jp/article/detail/5041 2021/01/22 08:00

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