マイナビは、2022年3月卒業予定の大学3年生、大学院1年生を対象に実施した、「マイナビ 2022年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(11月)」の結果を、12月16日に発表した。
同調査は、11月20日~30日の期間に行われ、3912名(文系男子:676名、文系女子:637名、理系男子:1768名、理系女子:831名)から有効回答を得ている。
調査対象者に、11月に参加したインターンシップの開催形式を尋ねたところ、「Webのみ(対面なし)」は69.9%、「対面のみ(Webなし)」は21.9%、同じプログラム内で「対面とWeb」の両方があったのは20.9%だった。
インターンシップの形式について、Webと対面のどちらがよいかを尋ねた質問では、「Webがいい」「どちらかといえばWebがいい」と答えた学生の合計は29.9%、「対面がいい」「どちらかというと対面がいい」と回答した学生の合計は46.6%と、対面形式でのインターンシップを望む学生の方が多い。
地域別でも、対面形式でのインターンシップを望む学生が多数派であった。
Web形式でのインターンシップの満足度が高かった学生からは、「学生側から質問できる環境があった」「企業の雰囲気がわかる工夫があった」といった意見が多くみられる。
一方、対面形式のインターンシップに対しては、「人事以外の社員や会社の雰囲気がわかった」という意見もあったが、「オンラインでも十分まかなえる内容だった」など、内容がともなっていなかったという意見もみられた。
現在の就職活動の状況としては、38.5%の学生が「就職活動の方向性(志望業種や企業、職種、大事にしたい価値観など)が固まった」と答えており、6月調査と比較して約2倍となっている。
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