学情は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、合同企業セミナーでの情報収集に関するアンケート調査の結果を、11月27日に発表した。
同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2022」への来訪者に対して、11月17日~20日の期間に行われ、263名から有効回答を得ている。
調査対象者に、オンラインのみの情報収集では不安があるかを尋ねたところ、80.2%の学生が「不安がある」と回答した。
オンラインのみでは不安を感じる理由としては(複数回答)、「企業の雰囲気を知ることができないから」(75.2%)がもっとも多かった。以下、「実際に働く社員と話さないとわからないこともあると思うから」(51.0%)、「オンラインだけだと理解が深まらないから」(41.0%)が続いている。
一方、オンラインのみの情報収集でも不安を感じない理由として(複数回答)、「オンラインで情報収集できているから」(58.2%)、「まだ情報収集している段階だから」(38.2%)といった意見も寄せられた。
実会場での(オンラインでない)合同企業セミナーがあれば、参加したいかを尋ねた質問では、89.0%の学生が「参加したい」と答えている。
合同企業セミナーで、「リアル」(実会場)と「オンライン」を選べる場合、どちらへの参加を希望するかを尋ねたところ、「リアル」が23.2%、「どちらかと言えばリアル」が39.5%となっており、62.7%が「リアル」での参加を希望していることがわかった。
「オンライン」を希望する学生は25.1%で、「リアル」の方が37.6ポイント上回っている。
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