島根県益田市とプログラミング教育サービス事業を手がけるライフイズテックは、プログラミング教育を通して、地域における新たなキャリア形成を目指し、EdTech導入実証事業を推進していくことを11月6日に発表した。
まずはプログラミング教育拡充に向け、ライフイズテックが開発するオンラインプログラミング教材「ライフイズテックレッスン」を、市立実証校におけるプログラミング教育指導の一環として採用する。また、「GIGAスクール構想」による1人1台の端末環境が整備される来年度以降は、益田市が進める「ひとが育つまち益田」につながるICT活用力を高める取り組みとして、学校への教材提供のほか、課外でも学べる環境づくりや、同市での起業を志す人材育成など地域における新たなキャリア形成を実現する継続的なサポートを、ライフイズテックが行っていく。
今回実証事業として、中学校・高校向けプログラミング指導教材「ライフイズテックレッスン」が導入されるのは、同市内の実証中学校6校の250名。同教材は学校だけでなく、Wi-Fi環境のあるところならどこでも自分で学習を進めることができることから、今後、1人1台タブレット環境になった際はさらなる発展が期待できる。また、小学校でのプログラミング教育の「次」をサポートし、専門性の高い教材の導入等を行うことで、ICT活用能力に長けた人材育成へつなげる効果をねらう。
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