COMPASSのCEOである神野元基氏は、著書『人工知能時代を生き抜く子どもの育て方』を、4月20日にディスカバー・トゥエンティワンより発売した。
神野元基氏は、慶應義塾大学在学中にポーカーの世界大会で19位となり注目を浴びたほか、2010年にシリコンバレーにおいて感情センシングサービス「SmileBacks」を、2012年には学習塾COMPASSを設立している。教育現場で活動を続ける神野氏だったが、一方通行型の集団指導に限界を感じ、人工知能型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」の開発を始めた。
今回発売した『人工知能時代を生き抜く子どもの育て方』は、次世代の学習塾「Qubenaアカデミー」を運営する神野氏の、未来の子どもたちへのメッセージが詰まっている。
神野氏は、今ある職業のほとんどが人工知能に代替されるといわれる「シンギュラリティ(人工知能が人間の能力を超えることで起こる出来事)」に向け、未来を生きる子どもたちに今必要な教育システムとは何か、子どもたちが未来を生き抜いていくために親は何ができるのかについて、教育に関心のあるすべての人に向けて、同書を執筆したという。
本書では、人工知能時代を生き抜く子どもの育て方や、将来を予測するための人工知能にまつわる知識の紹介に加えて、子どもにいつからスマートフォンを使わせるべきか、子どもがYouTubeばかり見ているのは問題ないのか、学校の勉強だけをしていて将来大丈夫なのか、といった日頃の子どもに関する悩みへのアドバイスも充実している。
【関連リンク】
・COMPASS
・『人工知能時代を生き抜く子どもの育て方』(Amazon)
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