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大学受験に導入される主体性評価、受験生の約8割が賛成も、7割は「不安」

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2020/10/29 15:45

 ODKソリューションズは、2021年度の入試を控えた高校3年生を対象に実施した、「受験生の主体性評価への意識および新型コロナウイルスの影響に関する調査」の結果を、10月28日に発表した。

 同調査は、2021年度入試を控えた高校3年生200名に対して、10月2日~6日の期間に行われている。

 調査対象者に、2020年度入試から徐々に導入される「主体性評価」についての理解度を尋ねたところ、「理解している」「少し理解している」という回答の合計は71.5%に達した。

 主体性評価について、希望する形式を尋ねた質問では、31.0%の人が「自分で作成したい」と答えている。

 主体性評価をされることに対する考えを尋ねたところ、78.5%が「賛成」「どちらかといえば賛成」と回答した。

 主体性評価に期待することとしては(複数回答)、「現状の学力よりも学習意欲・過程を評価してもらえる」(45.0%)、「1回の試験の本番で失敗するリスクを避けられる」(37.5%)といった、学業の面でも一面的ではない評価をしてもらえる可能性への期待がうかがえる。

 一般選抜において、学力と主体性のどちらを評価してほしいかを尋ねた質問では、「どちらも同等に評価してほしい」という回答が44.5%でもっとも多かった。

 一方で、主体性評価に対して「不安がある」「どちらかといえば不安がある」と答えた人が69.0%に達している。

 主体性評価に対する具体的な不安の内容としては(複数回答)、「評価基準がわからない」(64.0%)、「採点者によって評価が変わってしまいそう」(55.0%)といった意見が寄せられた。

 大学ごとの、主体性評価の基準などを明確に定めて、公開してほしいかを尋ねたところ、81.5%が「思う」「少し思う」と答えている。

 新型コロナウイルス感染症のような、対面授業が少なくなり教員とのコミュニケーションが少なくなる状況下において、主体性評価のような自主的な活動を評価する機会がどの程度必要かを尋ねた質問では、82.0%が「必要であると思う」「やや必要であると思う」と回答した。

 一方で、自らの主体性などについて記載するペーパーインタビューに書けそうな学業以外の取組みを、実際に行ったかを尋ねたところ、64.0%が「行いたかったが十分にできなかった」「行いたかったがまったくできなかった」と答えている。

 ペーパーインタビューに書けそうな学業以外の取組みを「行いたかったが十分にできなかった」「行いたかったがまったくできなかった」と答えた人に、新型コロナウイルス感染症の影響があったかを尋ねた質問では、59.4%が「影響があった」と回答した。

 新型コロナウイルス感染症による具体的な影響としては(複数回答)、「コロナ禍で活動の機会がなくなってしまったため」(65.8%)が最多で、「コロナ禍で活動を行うのが不安になったため」(46.1%)がそれに続いている。

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