マイナビは、全国の15~18歳の高校生男女を対象に実施した「2020年高校生のアルバイト調査」の結果を、10月15日に発表した。
同調査は、8月31日~9月7日の期間に行われ、1738名から有効回答を得ている。
現在、全国でアルバイトをしている高校生は19.4%で、前年の26.0%と比較して、6.6ポイント減少した。
高校生の非就業者のうち、アルバイトの就業意向がある人は39.1%(前年比プラス3.5ポイント)と、就業意向は前年同様となっている。
アルバイトの目的としては、前年に続いて「貯金をするため」(63.5%)がもっとも多かった。そのほか、「社会経験を積むため」(46.8%)、「趣味のため」(61.7%)、「スキルを身に付けるため」(27.7%)が前年より大幅に増加した。
就職活動を意識してアルバイトをしている割合は25.4%で、アルバイト就業中に意識していることとしては「正しい言葉遣いができるようになること」(37.3%)、「アルバイトを通じて関わる人の数を増やすこと」(35.2%)が上位を占めている。
新型コロナウイルス感染症の影響による働き方の変化にともなって、意識の変化があったかを尋ねた質問では、「学ぶことへの意識が高まった」(42.6%)、「仕事にやりがいを感じるようになった」(41.2%)といった回答が多かった。また、専門的な職種への関心(32.9%)や、副業への興味(32.9%)の高まりも一定数みられた。
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