みんなのコードと宮城教育大学附属小学校は、「コンピュータサイエンス(CS)教育」授業の実践・研究・カリキュラム開発を行う実証研究プロジェクトの開始に合意したことを、9月30日に発表した。
同プロジェクトでは、「デジタル社会をどう生きるか」を自身の言葉で語れて、「地方でも地方だからこそコンピュータでより豊かな生活を送れる」ことを実感できるような子どもたちの育成を目指しており、公教育における「コンピュータサイエンス教育」のモデルケースを作成していく。
実施にあたっては、子ども・若者の未来を支援する日本財団に、「公教育におけるプログラミング教育必修化の定着と発展をとおした地域格差の是正」プロジェクトとして助成を受ける。
今後は、小学校だけでなく中学校も設置する宮城教育大学のメリットを活かし、小中学校の9年間で実践できる教科「コンピュータサイエンス」のモデルカリキュラムの作成も視野に入れる。さらに、2030年からの次期学習指導要領における、子どもたちの情報活用能力のあり方についても、同プロジェクトでの研究結果を元に提言していく。
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