デジタル・ナレッジは、AIを活用したトレーニング型教材作成機能「AI Training+」の提供を、eラーニングシステム「KnowledgeDeliver(ナレッジデリバー)」のオプションとして、10月に開始した。
「AI Training+」は、テキストを人間のネイティブに近い発音で音声化することが可能で、あたかも人間が読み上げたような長文や会話文の音声教材を作成できる。
学習者の英語の発音や、手書きの英文のテキスト化が可能なほか、テキスト化された学習者による発音や手書きの英文と、あらかじめAIに学習させておいた正解との意味類似を啓示したり、文法チェックの結果を提示する機能も搭載する。
その他、画像BOXの挿入や読み上げの挿入、テキストBOXの挿入、AIによる翻訳、回答欄の挿入など、多彩な教材作成機能を備えている。
想定される利用シーンは、小・中・高等学校および学習塾の教育現場における英語4技能対策トレーニング、店舗・飲食店などでの、海外からの来訪客に対応するための教育など。
今後は、日本語だけでなく他の言語への展開や、言語以外のAIを活用したトレーニング教材の対応なども予定している。
このほか、AIや英語教育をテーマにした特別イベント「『英語4技能』時代の教育~教育現場を支えるAIの可能性~」を、11月9日に秋葉原UDXシアターで行う。イベントでは、ゲストとしてココネ言語教育研究所所長であり、慶應義塾大学環境情報学部教授の田中茂範氏、ゲームAI開発の第一人者である三宅陽一郎氏が登壇する。
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