ネクストビートは、子育て世帯の家庭での性教育に関するアンケート調査の結果を、8月27日に発表した。
同調査は、ネクストビートが運営する子育て情報メディア「KIDSNA」のサイト来訪者・SNS閲覧者を対象に、8月7日~14日の期間に行われ、76名から有効回答を得ている。
調査対象者に、家庭で性教育を実施しているかを尋ねたところ、「実施していない」「必要性は感じているが実施していない」という回答が約8割に達した。
性教育を「実施していない」「必要性は感じているが実施していない」理由としては、「どう教えていいかがわからない」「うまく伝えられる自信がない」「どのように伝えるか、またタイミングをどう作るかで悩んでます。(何歳くらいがいいのかも含めて)水着で隠すところは大切だから、他人に見せたり触らせたりしない、ということは伝えています」といった意見が寄せられている。
性教育を「実施している」と答えた人に、子どもが何歳から性教育を実施しているかを尋ねた質問では、4歳と7~8歳から実施している家庭がもっとも多い。
性教育を実施しようと思った理由としては、「当たり前に必要なこと。自分の身を守ってほしいから」「性被害に合わないためや、自分や相手を大切にしてほしいから」「無知は危険。教える時間を作るというよりかは定期的にそういう話をして頭に刷り込んでおきたいのでテレビや映画でそういう場面があったときに会話をするとか日常のできることでやっている」といった意見が寄せられた。
家庭では、どのような形で性教育を実施しているかを尋ねたところ、「直接の会話を通して行っている」がもっとも多く、以下「性教育に関する本の読み聞かせている」「子ども向けの性教育のセミナーや教室などに参加している」といった回答が続いている。
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