テスティーは、MMDLaboが運営するMMD研究所と共同で実施した「オンライン授業に関する中学生とその親の実態調査」の結果を、8月28日に発表した。
同調査は、12~15歳の中学生の男女と、および中学生の子どもを持つ30~50歳の母親を対象に、8月5日~10日の期間に行われ、中学生400名、母親353名から有効回答を得ている。
調査対象者に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう休校要請のあった3月2日~5月末の期間に、通っている学校がどのような体制だったかを尋ねたところ、「休校していた」は95.9%となった。そのうち「休校が多かったが、登校もしていた」(54.7%)がもっとも多く、以下「休校していた(登校は一度もしていない)」(36.0%)、「登校が多かったが、休校もしていた」(9.3%)が続いた。
「休校していた」と回答した人(722名)に、休校中の学校からの連絡方法を尋ねた質問(複数回答)では、「アプリで連絡」(58.0%)が最多で、以下「電話で連絡」(30.3%)、「メールで連絡」(25.6%)がランクインしている。
オンライン授業の認知度については、中学生が92.7%、母親が91.8%と、どちらも9割を超えた。
「休校していた」と回答した人(722名)に、学校が主催するオンライン授業を受けたかを尋ねたところ、オンライン授業の経験者は中学生が51.8%、母親が54.1%となっている。
学校主催のオンライン授業を受けたことがある人(382名)に、学校主催のオンライン授業で利用されていたサービスを尋ねた質問(複数回答)では、「Zoom」(33.0%)がもっとも多く、「スタディサプリ」(22.8%)、「Classi」(13.4%)がそれに続いた。
学校主催または学習塾主催のオンライン授業を現在も利用していると回答した人(163名)に、今後もオンラインでの学習を続けたいかを尋ねたところ、「継続したい」「やや継続したい」を合わせた継続意向は、中学生が75.0%、母親が79.7%となっている。
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