教育と探求社は、おもに中学校・高等学校向けに提供している探究学習プログラム「クエストエデュケーション」の新プログラムとして、教室にいながら実在する企業での就業体験を通じて働くことの意義や価値について学び、主体的に社会との関係性を考える進路探究コース「インターン」の提供を、7月13日に開始する。
進路探究コース「インターン」は、ただ仕事を体験するのではなく、生徒たちが企業の活動やそこでの人々の働き方を探究的に学び、自身が社会にどう関わっていきたいかを主体的に考えるキャリア教育プログラム。
企業がどのように社会の役に立っているのか、人々のどのような幸せにつながっているのかを、生徒自身が調べながら、実在する企業の商品やサービスを通して考える体験を通じて、企業を社会に価値を生み出す存在として捉えられるようになり、自身のキャリアを通した社会との関わり方を考えていく。
また、インターンとなった企業が社会に生み出している価値をSDGs17のゴール、169のターゲットに具体的にあてはめて考えていくことで、身近な課題解決や価値の創造とSDGsがつながっていることをリアルに発見できる。さらに、個人でのワークや教室内でのワーク形式で進行するため、「新しい生活様式」の中でも深い学びの機会の提供が可能になっている。
対象は中学生、高校生、大学生で、2020年度は朝日新聞、アデコグループ、カルビー、大正製薬、大和ハウス、テレビ東京、博報堂、パナソニック、富士通、三菱地所、メニコン、吉野家ホールディングスの協力によって提供される。
そのほか、7月11日10時30分~12時には、進路探究コース「インターン」の内容を体験できる教員向け先行体験セミナーを、オンラインで実施する。
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