IT分野のジェンダーギャップを埋めることがミッションであるWaffleは、女子中高生限定のコーディングコース「Waffle Camp(ワッフル・キャンプ)」を立ち上げ、受講生の募集を開始することを、7月7日に発表した。
「Waffle Camp」は「これからのITをカラフルにする女の子たちへ」をコンセプトに、Webサイト開発のスキルとプログラミング学習コミュニティを提供するオンライン・プログラム。プログラミングへ興味を持つが、その後学習を継続する場がないという、女子中高生の声をもとに開発された。
プログラムの提供内容は、事前学習やオンラインでのインタラクティブな1日教室、そして2週間の事後学習とともに、キャリアをイメージできるロールモデルとの対話を組み合わせており、女子中高生のIT分野への進路選択も支援する。また、一人ひとりに寄り添った指導のため、各回の定員を10名に抑えた少人数開催としている。
「Waffle Camp」の特徴
一つひとつのコードの説明からサーバーの仕組みを学習し、Webサイトを制作する。何カ月も通うことなく、事前学習と半日の講座で実践的なスキルを習得できるカリキュラムとなっている。また、受講中だけでなく受講後も現役の女性エンジニアがサポートし、修了後2週間の間、メンターへの質問と相談ができるプラットフォームが用意されている。
また、国内外のITの舞台で活躍する女性によるキャリアトークを聞くセッションも設けられており、Webサイトの制作を通じて学んだことの先にある、仕事や職業の具体的なイメージを得ることができる。英語の回もあり、簡単な通訳が付く。
なお、「Waffle Camp」ローンチイベントが7月12日の19時~21時15分に開催される予定で、7月11日まで申し込みを受け付けている(Technovation Girlsの2020年度 成果報告会と同時開催)。
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