モリサワは、教員、特別支援学校教員、教育委員会を対象に、ユニバーサルデザイン書体(以下、UDフォント)を利用している専門家による、教育現場に最適な活用方法を紹介するセミナーを7月13日から4週にわたり開催する。参加費は無料。
7月13日開催の1日目には、伝わる「学校のお知らせ」作成のためのレイアウトを紹介するとともに、三重県いなべ市政策課 課長補佐の佐藤祐孝氏が、SDGsと教育についての取り組みを語る。
開催2日目の22日には、熊本大学教育学部附属特別支援学校の後藤匡敬氏を招き、多くの教科書や教材で採用されているUDフォントについて、書体の基本から実際の教育現場での事例などを分かりやすく解説する。
3日目、27日には、教科書や教材、書籍などにUDフォントを採用している新興出版社啓林館が推進する個別最適化学習について、執行役員 事業本部 編集統括副本部長の坂本陽一氏が語る。
最終日の8月7日には、UDデジタル教科書体の開発者が書体の特徴や開発背景の説明をした後、活用事例の紹介を茨城県立協和特別支援学校 情報教育部長の藤田武士氏が行う。
開催時間はいずれも17時~18時で、Web会議サービスZoomによるオンライン形式で実施される。人数は各回100名までとなっており、アーカイブ視聴を希望する場合も申し込みが必要。
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