リクルートマーケティングパートナーズは、同社が提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」が、3月から大阪府泉大津市と行っている「コロナ休校期間中の学習支援」に関する取り組み内容を、6月2日に発表した。
泉大津市では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための休校措置を受けて、児童・生徒の学習機会確保を目的に「スタディサプリ」の利用を開始している。
市内の学校に通う小学4年生~中学2年生(現・小学5年生~中学3年生)の児童・生徒全員に「スタディサプリ」のアカウントを配布し、現在では授業動画や確認テストを使った学習機会を提供するとともに、アンケート機能を活用した検温の報告による体調管理なども実施している。
教科学習だけでなく、「活動メモ」機能を活用して児童・生徒が休校期間中の料理や運動といった日々の活動をアップロードし、それに対し教員がメッセージを送信することで、気軽にコミュニケーションを図る、といった使い方も行われている。
児童・生徒が、休校期間中に「スタディサプリ」で学習した成果・履歴を評価し、休校明けの学習指導の計画に活用する措置を予定しており、「スタディサプリ」の授業動画と確認ドリルを通じて身についた学力の定着具合を把握するために、休校明けに確認テストなどを行う。
学校再開後は、学校の授業と「スタディサプリ」を併用することで、児童・生徒の主体的なまなびの育成を目指す。家庭学習において必要な学習を、自身が選択・計画して学べるようサポートし、学校の授業で知識の活用の場を創出しつつ、深いまなびの実現を目指していく。
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