ワンダーラボは、同社が開発・運営する教育機関向けの思考力育成アプリ「スクール版シンクシンク」にオンライン遠隔学習用の機能を追加して、7月中旬に提供を開始する。6月には、自治体や学校などの関係者を対象にした、「EdTech導入補助金」を活用した導入に関するオンライン説明会を行う。
「スクール版シンクシンク」には、新たにオンライン遠隔学習のための機能として、「オンライン授業モード」と「自習モード」を搭載する。
「オンライン授業モード」では、授業中に講師用ダッシュボード上で教員が問題を指定すると、児童の端末でその問題を一斉にプレイできるようになる(制限時間は各問題3分間)。プレイ中は、各児童のスコアやそれまでに解いた問題数、1つの問題を解くのにかかった時間といった状況を、リアルタイムで把握可能になっている。
「自習モード」では、講師用ダッシュボード上で、期間を指定して1日あたりのプレイ可能回数を設定できる。児童の「やりすぎ」を防ぐとともに、いつでもどこでもプレイしてもらえるようになる。
「EdTech導入補助金」活用に関するオンライン説明会では、「スクール版シンクシンク」の概要や、オンライン遠隔学習での使用方法、「EdTech導入補助金」を活用した導入ステップなどについて、わかりやすく説明する。開催日時は6月5日・9日の、どちらも18時~19時。参加にあたっては、事前申し込みが必要となる。
「スクール版シンクシンク」は、家庭向け思考力育成アプリ「シンクシンク」のスクール版で、思考力を育てる1回3分のミニゲーム形式の教材を100種類1万5000問収録する。問題は、空間認識・平面認識・試行錯誤・論理・数的処理の5分野で構成されており、生徒ごとの進捗がわかる講師用ダッシュボードも用意している。
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