「キッズ・マネー・スクール」を運営する日本こどもの生き抜く力育成協会は、4~12歳の子どもを持つ保護者を対象に実施した、「子どものマネー教育に関する調査」の結果を5月12日に発表した。
「子どものマネー教育に関する調査」は、4~12歳(小学6年生まで)の子どもを持つ、世帯年収1000万円以上の保護者1017名を対象に、5月1日~4日の期間に行われている。
調査対象者に、子どもにお金に関する教育(マネー教育)を行っているかを尋ねたところ、66.8%がマネー教育を行っていることがわかった。
マネー教育を始めた時期としては、「4~6歳」(40.9%)がもっとも多く、「7~9歳」(27.1%)、「10~12歳」(19.2%)、「0~3歳」(12.8%)がそれに続く。
マネー教育の方法は、「お小遣い帳をつけさせる」(46.4%)をはじめ、「新聞や専門書を読ませる」(18.6%)、「バーチャルゲームをプレイさせる」(15.5%)などが挙がった。
どのようなマネー教育をしていきたいかを尋ねた質問では、「お小遣い」(53.7%)が最多で、以下「投資について」(17.0%)、「クレジットカード・電子マネーの使い方」(16.8%)が続いている。
新型コロナウイルス感染症の影響による「おうち時間」に、子どもとどのような遊びをしているかを尋ねたところ、「ゲーム機(据え置き型・携帯型・スマホ)」(34.5%)という回答がもっとも多く、「カードゲームやボードゲーム」(19.3%)、「本・絵本を読む」(19.0%)、「おもちゃ遊び(ブロック作りなど)」(16.7%)が上位となった。
子どもの頃からマネー教育を行うことに対する意見を尋ねた質問では、「非常に重要」(36.0%)、「重要」(54.0%)を合わせた9割の人が「重要である」と回答している。
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