VEXロボティクスは、Scratchを使って仮想空間でロボットプログラミングができる無料のWebアプリケーション「VEXcode VR」を、4月17日に公開した。
「VEXcode VR」は、「IQ」や「V5」といった小中高校生用ロボットに使用されているソフトウェアと同じプログラミング環境。同社のロボットと組み合わせることで、ロボットを制御するための学習環境を提供する。
Webアプリケーションなので、Webブラウザが使えればOSや端末の種類を問わず、ほとんどの環境で利用することができ、アプリケーションなどのインストールが不要なので、インターネット環境とWebブラウザが動作する機器があれば、ただちに学習を始められる。
学習にあたっては、3次元の仮想空間からさまざまなプレイグラウンドを選択して、ロボットの機能を試すことができる。ロボットの動作は、任意の視点から確認が可能で、プレイグラウンドにはグリッドワールド、アートキャンバス、迷路があり、今後もさまざまなプレイグラウンドが追加される。
そのほか、ロボットの現在位置などのデータをリアルタイムで確認できるダッシュボードを備えており、教育専門家チームが作成した、簡単で取りかかりやすい課題を用意している。
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