テスティーは、若年層を対象に調査結果を発信する「TesTee Lab」において、中学生・高校生・大学生を対象に実施した「コロナウイルスの影響調査」の結果を、4月8日に発表した。
同調査は、「現状の不安」と「行動編」の2つに分かれており、「現状の不安」は3月27日~30日の期間に行われ4401名から、「行動編」は3月27日~4月6日の期間に行われ8464名から、それぞれ回答を得ている。
「現状の不安」調査において、対象者に現状についてどう感じているかを尋ねたところ、「退屈に感じる」「不安に感じる」「不自由に感じる」と答えた。
「退屈に感じる」という回答は中学生(49.3%)がもっとも多く、「不安に感じる」では中学生が35.4%、高校生が40.6%、大学生が47.0%と年齢が上がるほど割合が高くなっている。
現在の不安や悩みを尋ねた質問では、中学生・高校生では「衛生用品」と回答した人がもっとも多く、大学生では「就職」が最多だった。「娯楽」「食事・飲料」はいずれの年代も約2割程度となっている。
「行動編」調査では、新型コロナウイルスの影響で利用/視聴が増えた媒体を尋ねたところ、「スマートフォン」がもっとも多く、中学生で72.2%、高校生で71.5%、大学生で64.1%だった。それに次ぐ「テレビ」も、全年代で半数以上が利用/視聴が増えたと答えている。
利用/視聴が増えた媒体として「スマートフォン」と回答した人に、利用/視聴が増えたサービスジャンルを尋ねた質問では、中高生では「YouTube」、大学生では「SNS」が1位となった。また、年齢が下がるほど動画サービスやゲームアプリ、マンガアプリなどの利用率が高くなっている。
利用/視聴が増えたサービスジャンルを尋ねた質問で「YouTube以外の動画」と回答した人に、具体的なサービス名を尋ねたところ、「TikTok」や「AbemaTV」の利用時間が増えており、高校生では「TVer」が3位に、大学生では「AmazonPrimeVideo」が2位にランクインした。
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