鈴木ソフトラボラトリーは、離れた場所から視聴・指導できるサービス「VTeacher(ブイティーチャー)」を導入した小学生向けプログラミング教室を、2020年春に開講する。
今回、開講する小学生向けプログラミング教室では、「VTeacher」によるフルリモート型なので、遠方など諸事情で通塾が難しい、インフルエンザなどへの感染を防ぎたいといったニーズに応えられる。
学習内容は、文部科学省が公開している指導方針に沿っており、ライブ授業とオンライン家庭教師を組み合わせた形式で行う。
プログラミング実習は遠隔地のサポート講師が生徒のパソコン画面を共有して指導を行い、そのスクリーンショットが機械学習用にサーバにも送信される。ライブ配信は「VTeacher」プラットフォーム、個別指導は「Zoom」や「Skype」を利用して行う。なお、サポート講師はエンジニア(現役・元)の、副業としての参加を見込んでいる。
講義は毎週土曜日に実施し、月謝は2980円から(専属の講師を依頼する場合は、別途講師への謝礼金が必要)。
また「VTeacher」には、簡易的ながら、VTuberのようなリアルタイムトラッキングができるアバターを作成する機能も備えており、端末への負担を抑えられるよう最低限の顔検出のみを行う。最低限ではあるものの、まばたき・笑顔・口の開閉・頭の傾きのトラッキングが可能となっている。アバターは2Dモデルのみで、パーツごとに好きな画像をアップロードできるほか、フリーハンドでアバターの作成が可能な「らくがきツール」も備える。
あわせて、同社は3月に、通塾型のプログラミング教室も開講する。
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