モノグサは、同社が提供する記憶定着のための学習アプリ「Monoxer」が、河合塾の運営する高卒生を対象としたコース「大学受験科」の全校舎で導入されることを、2月7日に発表した。
「Monoxer」の利用によって、河合塾がこれまで培ってきた良質な教材をもとに、簡単に大学入学共通テストに向けたリスニング教材の作成が可能であり、かつ生徒が自身のスマートフォンでどこでも学習できることから、一部校舎でのトライアルを経て今回の全校舎での導入に至った。
河合塾では、「Monoxer」のリスニング・ディクテーション機能を活用し、授業で扱う教材に連動した音声学習に取り組むことによって、英文内容の理解を促進する。また、「Monoxer」は採点の自動化や、個人の定着度に合わせたヒントの量やスピードの自動最適化が可能なので、生徒の自律的な学習をサポートできる。
2月から始まる、河合塾の入塾説明会でも、「Monoxer」を活用したリスニング対策の説明を含め、入試制度が変わってもこれまで以上に生徒の進路実現をサポートしていくことを訴えていく。
「Monoxer」は、AIを活用した記憶定着のためのeラーニングシステム・学習アプリ。教員が覚えてほしい内容を登録するだけで、記憶するための問題が自動作成され、生徒は作成された問題をスマートフォンやタブレット端末で学習する。ほかにも、生徒の習熟度・忘却度に応じたリアルタイムでの出題頻度や問題の難易度調整、音声再生・認識機能も搭載している。
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