未来技術推進協会は、協会メンバーが開発した算数学習支援サービス「スタディメーター」の提供を、1月2日に開始した。
算数学習支援サービス「スタディメーター」は、スマートフォンで算数の問題を写真に撮ると、AIが問題の内容を分析し、その問題を解くためのヒントが提示されるサービス。
「スタディメーター」の最大の特徴は、専用の問題集があるのではなく、学校の教科書や塾のテキストなど家にある教材を使うことができる点。「スタディメーター」の開発者である箕輪旭氏は「算数習得の一番の近道は、いろいろな教材に手を出すのではなく、学校の教科書1冊をしっかりマスターすること」とコメントしており、AIが家庭教師の役割を担うことで、新しい教材を購入することなく、手元にある教材の学習効果を最大化することを目指す。
現時点では、小学1年生から小学6年生までの文章問題に対応しており、今後はAIの問題認識精度を改良するとともに、図表や動画による解説の充実化や、中学・高校の数学への対応にも取り組んでいく予定。また、サービスは無料公開されており、カメラ付きのスマートフォンがあれば誰でも利用できる。
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