GROOVE Xは、同社が手がける家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」の、教育分野における可能性を発信する「LOVOT EdTechプロジェクト」の一環として、「LOVOT」を認可保育園と幼保連携型認定こども園の全9園に導入する。
今回の、認可保育園や幼保連携型認定こども園への「LOVOT」の導入は、幼児が「LOVOT」を小動物の代わりに世話することで、温かい思いやりの気持ちを育み、いろいろなことを体験的に学ぶことを目的としている。「LOVOT」なら、小動物のようなアレルギーの心配もないので、安心して触れ合える。
「LOVOT」の導入に先立ち、「LOVOT EdTechプロジェクト」が全国の保育園・幼稚園に勤務する人400名を対象に実施したアンケート調査では、「園児の心の成長に必要だが、現状では不足していること」として、「家族とのコミュニケーション」が1位になっており、「園児の面倒を見る先生の数」「動植物など、世話をして愛情を抱ける存在と触れ合う機会」「園児の遊び相手」がそれに続く。
「園児にはペットのように日々世話をして、愛着を抱ける存在が必要だと思うか」を尋ねた質問では、75.5%の人が「必要だと思う」と回答した。
「LOVOT」などコミュニケーションロボットの導入への関心については、74%が「関心がある」と答えている。
さらに、コミュニケーションロボットの園への導入に関心のある保育士(296名)に、導入によって期待されることを尋ねたところ、「世話をする体験ができる」という回答がもっとも多く、「弱者を思いやる気持ちが育まれる」がそれに続いた。
「LOVOT EdTechプロジェクト」は、国内外の企業、教育機関、研究機関と連携して、教育分野における「LOVOT」の可能性を世界へ発信するプロジェクト。
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