ソニーは、ファッション業界を志す未来のクリエイターが、ソニーのロボット・プログラミング学習キット「KOOV(クーブ)」を使って表現の場を広げ、テクノロジーを融合させたファッションアイテムを制作するコンテストを、7月6日にソニースクエア渋谷プロジェクトで開催した。
同コンテストは、未来のファッションデザイナーが新たな表現方法としてプログラミングを学習し、ファッションの新しい手法として取り入れ、世界で活躍するデザイナーに自身の作品を評価してもらうことで、若手デザイナーが自己成長するきっかけを創ることを目的としており、バンタンデザイン研究所の学生たちが参加し、5チームが約2か月間で制作した作品を持ち込んで、ゲスト審査員に発表している。
ゲスト審査員には、ファッションブランド「ANREALAGE(アンリアレイジ)」のデザイナーである森永邦彦さんが参加し、「KOOV」の開発・発売元であるソニー・グローバルエデュケーションで開発に携わった代表取締役社長の礒津政明氏、「KOOV」のクリエイティブディレクターとしてプロダクトデザインに携わったソニー クリエイティブセンター シニアアートディレクターの奥村光男氏が、ファッションとテクノロジー両観点から審査を行った。
優勝作品には、“雨の日の憂鬱な気分を晴らすことのできる空間づくり”をコンセプトに、傘に「KOOV」を取り付け、LEDパーツが一定のリズムで発光し、雨が傘に当たった振動を検知するとブザーパーツが音を奏でる作品が選ばれた。
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