Welcome to talkは、桐生第一高等学校および桐生大学附属中学校に、生徒・保護者・教職員を対象とした「オンライン健康相談」サービスの提供を開始したことを、5月29日に発表した。
桐生第一高等学校および桐生大学附属中学校では、生徒のこころの健康問題に関して、養護教諭が日頃の相談窓口となり、必要に応じてスクールカウンセラーや校医につなげている。
スクールカウンセラーは週3日、校医は月1日の頻度で生徒のこころの悩みや不安に関する相談に応じているが、少子化にともない、学校サポートにおける子どもたちのこころの健康づくりが重要視されるなかで、メンタルヘルスケアのさらなる拡充を目指して「オンライン健康相談」サービスを3月に導入した。
「オンライン健康相談」と、これまでの対面形式によるカウンセリングを組み合わせることで、放課後の時間を活用したり自宅の部屋から相談したりといった、話しやすさをさらに向上するとともに、保護者・教職員も同サービスを利用できるため、幅広い学校サポートが可能になった。
「オンライン健康相談」は、利用者とカウンセラーとの1対1の空間によって、悩みを抱える若者がよりリラックスできる環境を実現しており、周囲の目を気にすることなく相談が可能なので、相談にともなう心理的・経済的・時間的なハードルを下げ、こころの病の早期発見や適正ケアにつなげられる。
生徒本人だけでなく生徒を支える保護者・教職員も利用でき、契約者が学校法人なので専門家・保護者・教職員という全方位からの生徒サポートを実現する。
さらに、精神科医や心理士など専門家による的確なアドバイスから現在の状況を把握することで、利用者自らが納得して次のアクションへ進めるようになっている。
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