シンガポールのインターナショナルスクール「GEMS World Academy(Singapore)」は、日本人生徒の母国語維持・向上のため、すららネットが提供するクラウド型学習システム「すらら」を、8月から導入する。
「GEMS World Academy(Singapore)」は、母国語の教育を大切にしており、昼休憩や放課後の時間を活用して、日本の小学1年生~中学3年生に相当するGrade1(6歳)~Grade10(15歳)の日本人生徒約50名に対して日本語教育を行う「Mother Tongue Programme」を実施している。
「Mother Tongue Programme」は、1名の日本人教員が漢字(漢字検定)やデジタル教科書を使用した読解の指導を実施していたが、1名では学年が異なる日本人生徒に対して、最適な学習を提供し、指導するのは困難であった。また、塾に通っている生徒もいるので、同じ学年でも学力差があるという問題も抱えている。
今回の「すらら」の導入によって、教員への負荷を増やさずに生徒個々の学力に合わせて、アダプティブな学習を実施でき、「すらら」のキャラクターによる対話型のレクチャーによって、生徒各自が学習を進められるようになる。
「すらら」は、小学校高学年~高校3年生までの学習指導要領に準拠しており、英語、数学(算数)、国語の3教科に対応する。「スモールステップでわかりやすいインタラクティブ授業」「難易度調整や弱点診断ができる学習ドリル」「現役の塾の先生による手厚いフォロー」を特徴としている。
【関連リンク】
・すららネット
・「GEMS World Academy(Singapore)」(英語)
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