夢見るが運営するロボットプログラミング教室「ロボ団」は、「プログラミング教育と小学生の教科・非認知能力に関する意識調査」を行うとともに、GMOメディアが運営するプログラミング教育メディア「コエテコbyGMO」の協力によって実施した全国の一般小学生とその保護者を対象にした同様の調査との比較を行い、その結果を10月26日に発表した。
「ロボ団」の調査は、同教室に通う全国の小学生とその保護者に対して行われており、851の有効回答を得ている。また、「コエテコbyGMO」が行った調査の有効回答数は1314。
2020年度から実施される、公教育でのプログラミング教育必修化の認知度を尋ねたところ、「ロボ団」に通う小学生の保護者は90%を超えている一方、一般小学生の保護者は51.6%だった。
算数テストの点数の割合は、同教室に通う小学生では90点以上が70.8%、80点未満が8.1%だったのに対して、一般小学生では90点以上が38.7%、80点未満が34.5%。
理科テストの点数の割合は、同教室に通う小学生では90点以上が62.0%、80点未満が11.2%だったのに対して、一般小学生では90点以上が28.2%、80点未満が43.8%となっている。
算数と理科の好き嫌いについては、「とても嫌い」「嫌い」と答えた同教室の小学生は、一般小学生と比較して算数で2分の1未満、理科で5分の1未満だった。
「ロボ団」に通う前と現在の子どもの非認知能力について、保護者に5段階で評価してもらった設問では、学年別ではそれほど差異がなかったものの、3年以上通っている小学生は3年未満の小学生と比較して約2倍の差異があり、長く通うほど保護者が子どもの非認知能力の伸びを実感していることが明らかになっている。
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