
大学デジタル教育の好事例の最終回として、副専攻(AI活用エキスパートコース)(以下、AI副専攻)においてユニークなカリキュラムを実践している武蔵野大学を取り上げる。昨今、副専攻を設置する大学は多いが、「データ×文系」という組み合わせが比較的うまくいく事例が多い。同大学も文理融合を掲げて「文系学部の学生でもAIを学べる副専攻」を開講しているが、出口戦略を起点にカリキュラムやスケジュールを策定しており、非常にユニークである。本稿では、そのAI副専攻を主導する同大学 スマートインテリジェンスセンター(MUSIC)のセンター長である林浩一教授にインタビューし、さまざまな話をお聞きした。
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角田 仁(ツノダ ヒトシ)
1989年に東京海上火災保険に入社。主にIT部門においてIT戦略の企画業務を担当する。2015年からは東京海上のIT企画部参与(部長)および東京海上日動システムズ執行役員。2019年、博士号取得を機に30年間務めた東京海上を退職して大学教員へ転じ、名古屋経済大学教授や千葉工業大学教授を歴任した。現...
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